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皿ばね

特徴

  • 「皿ばね」は単位体積当たりの蓄積エネルギーがコイルスプリングと比較すると非常に大きく、小スペース・小ストロークで大きな荷重能力を有します。
  • 枚数の増減、直列、並列の組合わせによってバネ特性を変える事ができます。
  • 衝撃の緩和に優れ、積重ね状態では特に緩衝効率が優れています。

許容応力

静荷重
静荷重で使用する場合、又は5000回以下の繰り返しを受ける場合、0.75hを最大使用限界とします。

繰り返し荷重
繰返し荷重を受ける場合、最小たわみが約0.15h以下では早期に割れを発生する恐れがあるため、取付時での最小たわみは、約0.15hを超えるように設計することが必要です。

荷重特性

単体の荷重特性「特性曲線」
皿ばねの荷重特性はh/tの比に依存しており、図1のように非線形の曲線となります。
※S点は計算上の密着荷重です。


計算及び実測値の荷重特性
皿ばねの荷重は図2の示すようにたわみが0.1h~0.4hまでは初期ひずみ等で計算値より低くなり、0.75hを超えてhに近くなると荷重の視点が変化するため計算値より高くなります。


使用環境温度

皿ばねを使用する温度・時間・圧縮量によっては、へたりが発生する場合がございます。100℃を超える環境下での使用の場合はお問い合わせ下さい。

組み合わせた時のガイドについて

ばねを組み合わせて使用する場合、荷重を負荷した時に、ばねがくずれないよう一定の位置に保つ必要があります。そのため一定の隙間をもった案内が必要となります。基本的には安定している内径ガイドを推奨致しますが外径ガイドでもよろしいです。なお、内径及び外径のガイドの表面は、研削又は研磨し、その表面硬さは皿ばねより高硬度のHRC50以上にすることが望ましいです。

図3:推奨される内外径のガイド方法
表1:ガイドとの推奨隙間(クリアランス)

組み合わせと荷重特性

使用材料

標準寸法と荷重

規格表

皿ばね
 
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